Shoegaze Dream Pop

Linda Guilala

Linda Guilala(リンダ・ギラーラ)は2005年にスペイン・ヴィゴで結成された男女インディーポップ/シューゲイザー・バンド。同国の伝説的ポップ・グループ「Juniper Moon」の元メンバーであるイバンとエバを中心に結成。彼らのサウンドの特徴は、1960年代のサイケデリック・ポップを彷彿とさせるキャッチーなメロディと、エフェクターを駆使した強烈なノイズ、歪んだギター、そして浮遊感のあるシンセサイザーの融合。甘くドリーミーなエバのボーカルがスパニッシュ・ポップの伝統を引き継ぎつつ、ジーザス&メリーチェインやマイ・ブラッディ・ヴァレンタインといった英米のシューゲイザー/ノイズ・ポップからの強い影響を感じさせる独自の爆音ポップを追求している。

Penny Diving

カナダ・モントリオールを拠点に活動するインディーポップ/ドリーム・ポップ・バンド。フロントウーマンのシャンタルを中心に結成され、AlvvaysやMen I Trustといった近年のカナダ産インディーシーンの系譜に連なる新旗手として注目を集める。

彼女たちのサウンドの特徴は、淡くノスタルジックな空気感を纏ったドリーム・ポップでありながらも、骨太なインディーロックのダイナミズムを芯に据えたサウンドアプローチ。何気ない日常の葛藤や困難をエモーショナルなエネルギーへと昇華させるソングライティングと、それらを瑞々しく響かせるクリアなボーカルが特徴。フェミニズムやジェンダーといった社会的なテーマにも深い関心を寄せ、感情の揺らぎを実直に表現した、現代的で実直なインディーポップを追求している。

Blushing

アメリカ・テキサス州オースティンを拠点に活動する男女4人組シューゲイザー/ドリーム・ポップ・バンド。2組の夫婦(ミシェルとクリス、クリスティーナとジェイク)というユニークな編成で結成され、双子のようなツイン・ボーカルと緻密なバンド・アンサンブルを展開。

彼らのサウンドの特徴は、90年代のオリジナル・シューゲイザーの系譜を継承した瑞々しいギター・サウンドと、浮遊感あふれる美しいメロディの融合。ラッシュやコクトー・ツインズを彷彿とさせる鮮やかでドリーミーなコーラス・ワークを軸に、ダイナミックなリズム隊がバンドのインディー・ロック的なドライヴ感をしっかりと支える。近年ではライドのマーク・ガードナーやラッシュのミキ・ベレニなど、レジェンドたちからもその実力を高く評価され、現代のUSインディー・シューゲイザー・シーンの最前線を突き進んでいる。

Softcult

カナダ・オンタリオ州キッチナーを拠点に活動する、双子、メルセデス(G/Vo)とフェニックス(Dr/Vo)によるインディー・ロック/シューゲイザー・デュオ。彼女たちのサウンドの特徴は、90年代のグランジ/オルタナティヴ・ロックのヘヴィなダイナミズムと、ドリーム・ポップやシューゲイザーの持つ鮮やかでドリーミーな浮遊感の融合。キャッチーなメロディラインと透明感のある美しいハーモニーを響かせつつ、骨太なベースラインとドライヴィンなギターが楽曲を力強く推進する。90年代の「ライオット・ガール(Riot Grrrl)」運動の精神を現代に継承し、フェミニズムやメンタルヘルス、環境問題、社会的な不平等といったテーマをリアルな言葉で告発する、エネルギッシュでアクティヴなインディー・ロックを追求している。

Aerofall

ロシア・ロストフ・ナ・ドヌでヤーナ・コメシュコ(Vo/G)とウラジミール・カルポフ(G)を中心に結成された、東欧シューゲイザー/ポスト・パンク・シーンを代表する4人組バンド。2014年に日本のレーベル「HANDS AND MOMENT」からセルフタイトルのフルアルバムでデビュー。彼らのサウンドの特徴は、ヤーナのコットンキャンディのような甘く儚い歌声と、ザ・フォール(The Fall)直系のソリッドなポスト・パンク感覚、そしてシューゲイザーのサイケデリックなムードの融合。オルタナティヴ・ロックを軸に、近年は力強いビートやうねるグルーヴ・ベースを取り入れるなど進化を継続。単なる90年代へのオマージュに留まらない、破壊力と中毒性の高い緊迫感を突き詰めた独自の音響世界を追求している。